2025年6月からリニューアルしました!
うつ病の復職支援プログラム(リワークプログラム)
当院では、うつ病の治療だけでなく、うつ病を患い休職もしくは退職された方の復職・再就職支援としてリワークプログラムを実施しています。リワークプログラムとは、休職中または再就職を目指す方の復職と再休職防止を目的としたプログラムです。
当院特徴
当院ではうつの克服だけでなく、生きづらさについても焦点を当て、自分らしく充実した社会生活を送れることを目標としたサポートを行います。
主治医を変更せずに利用可能です。希望によってはプログラム期間中、当院へ主治医を変更することもご相談いただけます。
医療ならではのリワークプログラム
医療専門スタッフによるプログラムを提供しています。
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医師 分かりやすい病気のタイプと薬についての講義
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看護師 人としての基本的な回復力を高めるためのプログラム
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臨床心理士 個別面接により、お一人お一人の背景に沿った心理支援
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精神保健福祉士 社会復帰までとその後のサポート作り
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作業療法士 作業を通して能力の回復度合いをチェックし、本来の姿に戻るようサポート
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実績
2017年4月~2023年3月末で、全30クール(269名参加)
復職率84%(転職含む)
- 担当者による説明。(予約制)
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- 主治医の紹介状準備と受け入れ面談設定。
- まずは一度お問い合わせください。(045-222-8400)
1.うつ病の復職支援プログラム
(短期集中コース:旧復職者コース)
うつ病を患い休職された方に、自己理解をテーマに2か月1クールの短期集中型のプログラムを実施しています。
短期集中プログラムのメリット
通常、リワークプログラムに参加するためには、3ヶ月~6か月程度の期間が必要となり、休職期間の長期化につながる可能性があります。短期集中型では、プログラム参加による休職期間の長期化を避ける事が可能です。また、短期プログラムでは、プログラムに対するモチベーションが維持しやすいこともメリットです。
短期集中プログラム終了後、グループごとのフォローアップ・プログラム全体のフォローアップの実施・必要に応じて個別フォローを実施することにより、継続した支援が可能です。
対象
- うつ病の方
- 月・火・水・木・金の週5日(開始後2週間は4日間。月曜日休み) プログラム実施期間中、休まず通っていただける方
- 主治医の先生を変更せずに利用可能(他院通院中でも利用可能)
2025年度の開催予定について
今年度は下記の通り開催する予定です。各クールとも途中参加はできません。
(日程は変更となる場合があります)
- 第1クール 4月~5月
- 第2クール 6月~7月
- 第3クール 8月~9月
- 第4クール 10月~11月
- 第5クール 12月~2024年1月
- 第6クール 2026年2月~2026年3月
2.うつ病の復職支援プログラム
(基礎コース:旧離職者コース)
基礎コースの特徴
最長利用期間は1年間で、週3回の活動を通してご自身の心身の回復状態を確認します。
・再就職を目指す方には、認知行動療法や集団生活を通してご自身の内面、他者と自身の違いについて知り、就労後の再発防止を目指します。
・復職を目指す方には、短期集中コースへの参加準備期間(プレリワーク)として、また短期集中コース終了後(ポストリワーク)、復職までの準備期間として利用して頂きます。
プレリワーク:短期集中コースに参加の方で、週4日・5日の活動に自信が無かったり、プログラム開始まで時間が空いてしまう方が準備期間としてプログラムに参加すること。
- ポストリワーク:短期集中コース終了後、復職までの期間プログラムに参加すること。プログラム終了後、復職までもう少し準備期間が欲しい方や、通勤訓練や慣らし勤務と並行しての利用希望の方にご利用いただけます。
対象
- うつ病の方(病名については応相談。 ただし、これらの疾患は除く 統合失調症・認知症・アルコール依存症・薬物依存症・人格障害・器質性精神障害)
- 月(1/月)・火・水・木のうち、週二日以上定期的に通所できる方。
- 2か月の短期集中プログラムに参加可能と判断された方。
- 主治医の先生を変更せずに利用可能(他院通院中でも利用可能)
プログラムについて
認知行動療法・グループワークを中心としたコースです。
- マインドフルネス リラクゼーション:気功法(八段綿)・瞑想・ヨガ
- 心理療法:認知行動療法・コミュニケーションスキル
- 運動:ボディメンテナンス 散歩・ストレッチ
- 他、社会スキル 疾病教育 グループワーク セルフマネージメント
詳細はクリニックにお問い合わせください。
費用について
自立支援医療利用の場合、一割負担で1回850円前後となります。
昼食は無料です。